「催事といえばCREEX」と呼ばれる未来をつくる
2023年の創業以来、通信業界を中心に催事営業を展開し、エリアNo.1や週間販売台数全国1位を複数回記録してきた株式会社CREEX。
順調に成長しているように見える一方で、同社は今期、創業当初から続けてきたビジネスモデルを大きく変える決断をしました。
なぜ、実績を積み上げてきた従来のモデルを変えるのか。 CREEXが催事という手法を通じて実現したい未来とは何か。
代表取締役の工藤翔也に、創業の背景、業界に感じている課題、事業の方向性、そして今後仲間に迎えたい人物像について聞きました。

Contents
- 人を配置する会社から、成果を生み出す会社へ
- 催事を、あらゆる業界の新規顧客獲得手法に
- 「感動を創り続ける」という社名に込めた想い
- 経験から判断できる人材を育てたい
- CREEXで、業界の当たり前を変える挑戦を
Profile
工藤 翔也
株式会社CREEX 代表取締役
福井県出身。龍谷大学在学中に、通信代理店における移動通信機器や固定回線の販売事業に携わる。営業に加え、人材育成、事業企画、事業開発などを経験。
大学卒業後は、ホテルやグランピング施設のプロデュース・運営を行う企業に入社。投資家向け営業、インサイドセールス事業の立ち上げ、広告運用、セミナー企画、グランピング専用予約サイトの開発・企画などに従事する。
その後、副業として現在につながる催事事業を開始し、2023年4月18日に株式会社CREEXを設立。現在は25名の組織を率い、通信業界を中心とした催事営業、セールスプロモーション事業を展開している。
人を配置する会社から、成果を生み出す会社へ
まず、現在のCREEXの事業内容について教えてください。
CREEXは、通信業界を中心に催事営業を手掛けている会社です。
大型商業施設などで週末に開催されている、携帯電話や通信サービスのイベントをイメージしていただくと分かりやすいと思います。
現在は、SoftBank、J:COM、楽天モバイル、その他の通信代理店様とお取引をさせていただき、催事の現場における新規顧客獲得を支援しています。
これまでには、エリアNo.1の販売実績や、週間販売台数全国1位を複数回獲得した実績があります。
通信催事における販売力については、全国でも高い水準にあると考えています。
順調に成長しているように見えますが、今期、ビジネスモデルを大きく変えたそうですね。
はい。
この業界では、基本的に現場へ配置する人数によって売上が変わります。人を増やし続けなければ、売上も増えていかない構造です。
一般的には、稼働するスタッフ一人につき、1日いくらという日当制で売上が発生します。
ただ、私たちが大切にしている「期待値以上の感動」という価値観を、本当に今のビジネスモデルで体現できているのかと考えるようになりました。
人を配置するだけで十分な価値が生まれる市場であれば、従来のモデルでも問題ないと思います。
しかし、私たちがサービスを提供している催事営業の現場では、単に人を配置するだけでは結果につながりません。
催事営業に関する経験、高度な営業スキル、お客様との関係を構築するコミュニケーション能力など、複数の専門性が必要です。
私たちが提供したい価値は、人を現場に送ることではありません。
クライアントが期待していた以上の成果を生み出すことです。
そこを基準に考えたとき、従来の日当制モデルのままでは、私たちが目指す価値を提供し続けることは難しいと判断しました。
どのようなモデルへ変更したのでしょうか。
従来の日当制から、成果報酬型のモデルへ変更しました。
クライアントと向き合い続けるなかで、「今、一番大きな課題は何か」を考えた結果、答えは意外とシンプルでした。
新規契約の件数は、これまで以上に増やしたい。 一方で、販管費にかけられる予算は前年よりも減っている。
それなら、クライアントに固定的な販管費が発生しにくい構造に変えればいい。
そう考え、日当をいただくのではなく、成果に応じて報酬をいただく形へ舵を切りました。
これまで私たちは、単に稼働人数を増やすのではなく、現場の質と販売結果に徹底的にこだわってきました。
関東圏でもトップ水準の実績を目指し続け、そのなかで培ってきた催事運営や販売に関するナレッジがあります。
その蓄積があったからこそ、成果報酬型という新しいモデルに挑戦できているのだと思います。
今後、どのような目標を掲げていますか。
まず直近2年間で、関東の通信催事におけるシェアNo.1を目指します。
私たちが考えるシェアNo.1とは、関東エリアにおける催事予算の半分以上を、CREEXが担う状態です。
組織については、現在の25名から50名規模へ拡大し、売上10億円を目指しています。
ただ、売上や組織規模を大きくすることだけが目的ではありません。
成果報酬型のモデルを確立することで、クライアントの負担を抑えながら成果を最大化し、同時に従業員への還元額も業界水準以上へ引き上げたいと考えています。
催事を、あらゆる業界の新規顧客獲得手法に
工藤さんは、自社のことを「通信代理店」ではなく、「催事屋」と表現していますね。
「何の会社をやっているのですか」と聞かれた際には、通信代理店やセールスプロモーション会社と説明する方が分かりやすいと思います。
ただ、私は自分たちのことを、あえて「催事屋」と表現しています。
催事という言葉は、人によってイメージするものが異なります。
大型商業施設で開催される携帯電話やウォーターサーバーのイベントも催事ですし、東京ビッグサイトなどで行われる展示会、百貨店で開催される物産展やスイーツ販売も催事です。
CREEXは、催事を通じて企業とお客様の接点をつくり、販売成果につなげる会社です。
なぜ、通信業界では催事が必要なのでしょうか。
通信ショップを運営していても、他社から乗り換えたいという新規のお客様が、自然に多く来店するわけではありません。
多くのお客様は、携帯電話に困ったことがあれば、現在利用している通信会社の店舗へ行きます。
つまり、店舗で待っているだけでは、新規のお客様との接点を十分につくることができません。
だからこそ、商業施設などで催事を開催し、普段は店舗へ来ないお客様との接点をつくる必要があります。
催事の目的は、新しいお客様との出会いを生み出すことです。
その課題は、通信業界以外にも存在すると考えていますか。
はい。
現在は通信業界が中心ですが、同じような課題を抱えている業界は非常に多いと考えています。
以前と比べて、テレアポや訪問販売などの営業手法は、最初の接点をつくる難易度が格段に上がっています。
どれだけ良いサービスであっても、電話や訪問というだけで話を聞いてもらえないことがあります。
営業担当者のスキルが高くても、サービス自体に大きな価値があっても、手法の印象だけで門前払いされてしまう。
今の時代は、商品を提案する前に、お客様との接点をどのようにつくるかが大きな課題になっています。
催事には、どのような強みがありますか。
催事は、お客様との最初の接点をつくりやすい営業手法です。
いきなり商品を売り込むのではなく、イベントとして楽しんでいただいたり、興味を持っていただいたりするところから関係が始まります。
最初にお客様へ楽しさやメリットを提供することで、警戒心が和らぎ、コミュニケーションが取りやすくなります。
そのうえで、本当にその方に必要なサービスを提案できます。
テレアポや訪問販売のようなアウトバウンド営業を経験してきた人からすると、催事で生まれる接点は、非常に提案しやすい状態だと思います。
今後、催事をどのように広げていきたいですか。
まずは通信業界において、関東シェアNo.1を実現します。
そのうえで、通信業界で培った催事営業のノウハウを、BtoB向けの展示会などにも展開していきたいです。
将来的には、現場への人材提供にとどまらず、催事全体の企画、営業設計、運営、改善までを支援する、催事総合コンサルティング会社を目指しています。
テレアポ、訪問販売、広告などと同じように、企業が新規顧客を獲得する際の選択肢として、「催事」が当たり前に検討される状態をつくりたいです。
AIの発展によって、以前よりも少ない時間と資金で、良いサービスを生み出せる時代になりました。
本当に人の人生を変えられるようなサービスも、これからますます増えていくと思います。
一方で、良いサービスをつくっても、お客様に届かなければ存在していないことと同じです。
価値あるサービスが顧客に届かないという問題を、催事という手法で解決していきたいです。
「感動を創り続ける」という社名に込めた想い
CREEXという社名には、どのような意味が込められていますか。
CREEXは、「CREATE」と「EXCITEMENT」を組み合わせた名前です。
感動を創り続ける会社でありたいという想いを込めています。
ただ、私たちが考える感動は、単に人を喜ばせることではありません。
相手が期待していた以上の結果を生み出すことを、感動と定義しています。
クライアントが想定していた以上の販売成果を出す。 お客様が期待していた以上の体験を提供する。 従業員が入社前に想像していた以上に成長できる環境をつくる。
そうした期待を超えた先に、感動が生まれると考えています。
なぜ、「創り続ける」ことが重要なのでしょうか。
人の思考や感情には、必ず慣れが生まれます。
一度目に感じた感動と、まったく同じ体験を二度目に提供しても、同じ強さの感動にはなりません。
だからこそ、常に相手の期待を上回り続ける必要があります。
企業としても、昨日と同じことを続けているだけでは、期待を超え続けることはできません。
私たちは、「現状維持は退化」という考えを大切にしています。
今の成功に満足せず、事業も、組織も、個人も成長し続ける。
それが、CREEXという社名に込めた想いです。
創業当初から変わっていない考えはありますか。
「期待値以上の感動を提供する」という考えは、創業当初から変わっていません。
事業内容やビジネスモデルは、時代や市場の変化に合わせて変えていく必要があります。
しかし、相手の期待を超える結果を届けたいという想いは、今後も変わることはありません。
最終的には、「催事といえばCREEXだよね」と、多くの方から自然に名前が挙がる会社にしたいです。
目的を失った学生時代から、起業へ
工藤さんが起業を志した原点を教えてください。
私の父が経営者だったこともあり、昔から経営者という存在に対して、漠然とした憧れがありました。
ただ、最初から明確に起業を目指していたわけではありません。
高校まではバスケットボールに没頭していましたが、大学に入学した途端、それまで打ち込んできたものがなくなり、強い虚無感を抱くようになりました。
大学を中退しようと考えたこともあります。
親に反対されたこともあり、自分で6か月間働いて資金を貯め、短期留学へ行きました。
ただ、明確な目標を持たずに海外へ行ったため、帰国後も自分が何をしたいのか分からない状態でした。
そこで、将来につながる経験をしたいと考え、業務委託として通信代理店の仕事を始めました。
そこで、どのような経験をしましたか。
移動通信機器や固定回線の販売に携わり、営業だけでなく、人材育成、事業企画、事業開発など、さまざまな経験をさせていただきました。
その後、知人が立ち上げた会社にジョインしました。
大学卒業後は、ホテルやグランピング施設のプロデュース、運営を行う企業に入社し、投資家向けの営業を経験しました。
また、インサイドセールス事業の立ち上げや、広告運用、セミナー開催、グランピング専用予約サイトの開発・企画などにも携わりました。
複数の仕事や事業を経験するなかで、経営者に対する憧れが、「自分にもできるのではないか」という実感に変わっていきました。
副業として現在の事業を並行して行い、2023年4月に法人化してCREEXを設立しました。
起業そのものが目的だったのでしょうか。
起業したいという気持ちはありましたが、起業することだけが目的ではありませんでした。
私は昔から、人を喜ばせることが好きでした。
学生時代に人材育成を担当した際、教えていた人から「工藤さんに人生を変えてもらいました」と言っていただいたことがあります。
その言葉が、今でも強く残っています。
もっと多くの人に、人生レベルで感動を与えられるほどの影響力を持ちたい。
そう思うようになりました。
また、私は昔から、曲がったことや不合理なことが好きではありません。
自分で言うのも変ですが、見た目以上に真面目な性格だと思います。
ギャンブルや夜遊びもせず、お酒も仕事上の付き合い以外では、ほとんど飲みません。
そうした性格だからこそ、世の中や業界にある違和感に敏感なのだと思います。
「もっとこうなった方が良いのに」と感じることが多く、その違和感を、自分の手で変えたいと考えるようになりました。
経験を積み、自分にできることが増えてきたとき、その想いを実現する手段の一つとして、起業を選びました。

経験から判断できる人材を育てたい
会社の成長と、従業員の成長について、どのように考えていますか。
私たちが戦っているのは、昔から多くの企業が参入している、いわゆるレッドオーシャンの業界です。
ただ、私は従業員に対して、「レッドオーシャンの中にも、ブルーオーシャンは存在する」と伝えています。
市場が成熟すると、業界内に固定観念が生まれます。
「この業界では、これが普通だ」 「この方法以外にはできない」
そうした共通認識が強くなり、別の可能性を考えることが難しくなっていきます。
しかし、本質的な価値は何か、クライアントが抱えている真の課題は何かを考え続けると、完成しているように見える業界の中にも、変えるべき部分が必ず見つかります。
私たちは、業界のチャレンジャーとして、そこへ突き進んでいく会社でありたいと考えています。
従業員には、どのような姿勢を求めていますか。
従業員にも、常にチャレンジャーでいてほしいです。
CREEXでは、行動指針として「スピード、量、質」の順番を大切にしています。
何か良いアイデアが浮かんだときに、頭の中だけで終わらせず、まず行動し、アウトプットする。
うまくいかなければ、振り返り、改善し、もう一度実行する。
そうして量を重ねるなかで、うまくいったものの質を高めていく。
最初から完璧を求めて動かないのではなく、挑戦と改善を繰り返してほしいです。
「経験から物事を判断する」という考えも大切にしているそうですね。
私たちの世代は、スマートフォンやSNS、AIの発達によって、以前よりも簡単に情報を得られる環境で育っています。
知識を得ること自体は、非常に良いことです。
一方で、情報を知っているだけで、自分ができるようになったと錯覚しやすい時代でもあります。
私は、「知っていること」と「できること」は、まったく別物だと考えています。
人の意見やインターネットの情報だけで判断するのではなく、自分自身が行動し、成功や失敗を経験したうえで判断する。
一つひとつの経験を、自分の判断基準の厚みに変えていく。
CREEXで働く従業員には、自分の経験をもとに意思決定できる人材になってほしいです。
CREEXで、業界の当たり前を変える挑戦を
今後、どのような方を仲間に迎えたいですか。
CREEXは、通信業界において全国でも高い販売実績を出しています。
ただ、私たち自身は、常にチャレンジャーだと考えています。
目指している未来に対しては、まだまだ道半ばです。
これからAIがさらに発展していく時代では、正解のない状況の中で、自ら意思決定し、その責任を負う力が、より重要になると考えています。
AIは、過去のデータをもとに、一定の答えを提示することができます。
しかし、過去に正解が存在しない状況でリスクを取り、決断を下し、その結果に責任を持つことは、人間に残り続ける価値だと思います。
そうした力は、用意された環境に甘えているだけでは身につきません。
若いうちから、自ら困難な道を選び、挑戦し続けられる方と働きたいです。
採用において、学歴や過去の経歴を重視しますか。
CREEXは、学歴や過去の生い立ちだけで、人を判断する会社ではありません。
今、その人がどのような気持ちを持っているのか。 これから、どのような人間になりたいのか。
そこを大切にしています。
ベンチャー企業だからこそ、挑戦できるポストは多くありますし、一人ひとりに任せる裁量も大きいです。
完成された環境ではありませんが、だからこそ、自分で考え、自分でつくり、自分で成果を出す経験ができます。
CREEXで働く最大の価値は、どこにあると考えていますか。
成長には、相応の負荷が伴います。
大きな裁量を持つということは、責任も大きくなるということです。
思い通りにいかないことや、失敗することもあります。
しかし、若いうちに夢中になって働き、挑戦と失敗を繰り返した経験は、将来の選択肢を大きく広げてくれます。
CREEXには、これから新しい事業、組織、役職をつくっていく機会が多くあります。
その環境を楽しみながら、自らチャンスをつかみ、会社と一緒に成長できること。
それが、CREEXに身を置く最大の価値だと考えています。
最後に、応募を検討している方へメッセージをお願いします。
CREEXは、通信業界の中で全国トップレベルの販売実績を出しており、外から見ると順調な会社に見えるかもしれません。
しかし、私たちが目指しているものは、まだずっと先にあります。
私は今でも、起業1年目と変わらない感覚を持っています。
むしろ、創業当初以上の想いと行動基準で、日々経営に向き合っています。
これからCREEXは、催事という手法を使い、さまざまな業界の新規顧客獲得の在り方を変えていきます。
まずは通信業界で関東シェアNo.1を実現し、その先でBtoB展示会をはじめとする他業界へ進出します。
そして、催事を、テレアポ、訪問販売、広告などと並ぶ、企業にとって当たり前の営業手法にしていきます。
5年後、10年後に、「催事といえばCREEXだよね」と言われる会社を、本気でつくります。
まだ完成していない会社だからこそ、一緒につくれるものがあります。
自ら挑戦し、業界の当たり前を変え、次の時代をつくる覚悟を持った皆さんのエントリーを、心よりお待ちしています。
会社情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社CREEX |
| 設立 | 2023年4月18日 |
| 代表者 | 代表取締役 工藤翔也 |
| 従業員数 | 25名 |
| 主な事業内容 | 通信業界を中心とした催事営業、セールスプロモーション、催事企画・運営 |
| 主な取引業界・ブランド | SoftBank、J:COM、楽天モバイル、その他通信代理店各社 |
| 主な実績 | エリアNo.1の販売実績/週間販売台数全国1位を複数回獲得 |
| 今後の目標 | 直近2年間で関東の通信催事シェアの半分以上を担う/50名規模の組織へ成長/売上10億円の実現/BtoB展示会領域への進出/催事総合コンサルティング会社への進化/「催事といえばCREEX」というブランドの確立 |

